1974-03-22 第72回国会 参議院 決算委員会 第6号
ただ、実は関係省局の所管に入るようでございますけれども、乳幼児の方につきましては、ただそういう表示をしただけでは必ずしも乳幼児それ自体の十分な栄養というような問題からまいりますと、消極的な面で、たとえば十分な成分が得られない、ミルク等が薄まりますと子供の生育発展にも問題があるというので、ミルクの面につきましては、関係省局のほうでもミルク関係の規格、成分がきめられておりまして、私どもの局と関係省局とで
ただ、実は関係省局の所管に入るようでございますけれども、乳幼児の方につきましては、ただそういう表示をしただけでは必ずしも乳幼児それ自体の十分な栄養というような問題からまいりますと、消極的な面で、たとえば十分な成分が得られない、ミルク等が薄まりますと子供の生育発展にも問題があるというので、ミルクの面につきましては、関係省局のほうでもミルク関係の規格、成分がきめられておりまして、私どもの局と関係省局とで
要は、いまのミルク関係ですがね、これは不当景品類及び不当表示防止法の四条一号だと思うのですよ、問題は。がたがたと書いてあるけれども、これは簡単に言うと、商品の品質が実際のものより優良であると消費者に誤認せしめて、そして不当に顧客を誘引する、これだけの要件があったら、どんぴしゃできるでしょう。したがって、これは要件を満たしておると思うのです。
(聖成稔君) ただいま御指摘の問題につきましては、何分食品衛生管理者という制度が一昨年の法律改正によりまして初めて設けられた制度でございますので、私どもといたしましては、これらの法令に基く資格あるいは現実にどのようにしてこれを置かせるかというような問題につきまして、つまり現行の制度を徹底いたすということに法律改正以来努力をいたしまして、先ほど申し上げましたように、非常に広範にわたり添加物並びに、ミルク関係
○説明員(井本臺吉君) お尋ねの森永ドライ・ミルク関係の事件は新聞にも出ておりましたけれども、岡山の医大におきまして、乳児が原因不明のことからいろいろと死亡その他の中毒症状に似た状況が現われたということで、岡山の医科大学におきまして死んだ乳児を解剖いたしましたり、現に罹病中の子供をいろいろ検討いたしました結果、これは砒素の中毒に違いないということがようやくわかりまして、しからばこの砒素はどこから子供
○説明員(井本臺吉君) ドライ・ミルク関係だけ取り調べておりますが、その関係だけでも実は大へんな数でありまして、われわれの方にわかっております分を見ますると、実は死亡者が五十五人、重症者が五百五十一人、患者の数になりますと七千四百四十というような数でありまして、これは、最も多い岡山、広島、兵庫以下二十数県にわたっておるので、その全部について取調べを進めておるような実情でございます。
それからミルク関係の第三は、オールミルクと言われております全粉乳でございます。これは国内の十六個所の保健所を用いまして、その保健所で約二千人の乳児に対しまして全粉乳で配給をする、こういうことになつておるのであります。これもやはり一日一人五十グラムを基準といたしで考えております。主といたしまして生活貧困なる乳児を優先させます。